志望分野や志望校、受験教科などそもそも自分のレベルや適正に合っていますか?(後編)
学部を見極めよう
皆さん、将来の夢を見て、大学でもしっかり頑張る意義を見出せましたか?
だったら今度は、専攻を決めておきましょう。
将来営業をやりたいのなら経営学部に行くとか、IT系に進みたいなら情報学部に行くとかそう言う感じですね。
職業図鑑というのを見て、学部系統を絞ると探しやすいと思います。
レベルを見極めよう
レベルはあくまで参考に
そしたら、次はレベルです。
中高一貫の私立高校で高校の勉強もしっかりとついて行けて、高校2年の半ばでで入試の実態もある程度すでに把握出来ている人は首都圏の難関国公立大学や医歯薬獣系は夢物語ではないと思います。
偏差値50-60の中で真ん中の方は、正直いうと難関国公立大学は厳しいと思いますが、地元の大学くらいなら現役で受かるでしょう。
もし、難関大学や医歯薬獣に行きたいなら今から相当猛勉強しなければなりません。
勿論、予備校に通うこともお勧めします。
人間というのはやはり、周りの人と同化してしまいがちです。
周りと同化して結果凡人になるのが嫌なら、周りから刺激を受けるような環境に身を投じる必要があります。
勿論、最初からその人達と同じレベルにしてはいけません。
目標の高いライバルを見極めつつ、基礎を徹底して力をつけることが出来れば、その人たちのレベルに合わせていくと良いと思います。
僕が試験に敗れた最大の原因は、他の高校の人との関わりが薄かったからだと思っています。
大学は他の高校からも入学するので、どのようなレベルに達する必要があるのかを把握しておかなければなりません。
別に予備校に入ってなかったからとかを言い訳にするわけではありませんが、目標をしっかりと捉えきれていなかったり、ライバル意識を持てる仲間を作れなかった事は一因だと思っています。
落ちないためには自分の環境を変える努力をする必要があります。
しかし、高校生は自分の環境を変えるのにも限界があるので、力が及ぶ範囲で変えれるところは変えましょう。
偏差値50に満たない高校は予備校なしで国公立大学は基本無理です。
国公立大学はそこまで甘くありませんから。
それでも行きたいなら高校の先生に個別指導を依頼したり、相談して、先生が満足行く実力までとことん伸ばすか、予備校に入る事を強く勧めます。
大学受験はそのような環境整備も試されています。
ですが、最終的には本人の努力次第です。
そこを意識して本気で努力をしなければなりません。
決して環境がどんなに悪くても受かることは決してできないとは断言できません。
でも少しでも受かる確率を高めたいのなら、環境を変えて見るなりして色々と工夫をすると、合格を勝ち取りやすくなるのでお勧めです。
志望校を決めよう
レベルもそうですが、志望校を決める前に研究室等を調べるといいでしょう。
この研究がしたい!やこれを学びたい!が学べるのですから。
これらを学ぶ事をモチベーションにして志望校を選択する事で受験勉強も必然的に乗り越えられると思います。
あとは、家庭の事情も踏まえて最終的な志望校決定をしてください。
親の財布事情によっては浪人はダメだとか、大学はダメだとか、本土の大学はダメだとか、逆におじいちゃんの代から東大だから東大目指しなさいなど、家庭の事情はあると思います。
そこはあなた次第です。
本気で行きたいなら研究室などのプレゼンをするなど、親を説得してください。
そんだけでもかなりのあなたのモチベーションにつながると思います。
行こうとしている大学も分かるし、ビジョンも見えているし、親も子に投資したくからお互いに良い利益になると思います。
それでダメなら諦めるしかありませんが、プレゼンするという行為そのものにも価値があるので、まずは本気で大学を調べてプレゼンしてください。
受験教科を調べる
志望校が決まれば次は受験教科を調べます。
受験教科を調べたら、自分の得意教科や苦手教科も調べます。
もし、受験教科と自分の履修教科が違って帰ることができそうならすぐに変えてください。
結果履修教科が足枷になって、不合格というのも有り得ますから。
あとは人には得手不得手がありますので、どうしても伸びない教科も存在します。
その場合は取り返しがつく前に一度他の教科も見ておく必要があります。
このようにして初めて受験勉強の準備は終わるのです。
まとめ
今回のまとめです。復習は大事ですが、なによりもそれを何度も使いこなす事が大事です。
皆さん、マインドセットをしっかり出来ていない人が多いと思います。
そうしないと大学受験は辛いもので一利なしになってしまいます。
次以降は本格的に勉強法について話していこうと思います。
次回以降もよろしくお願いします。